アーユルヴェーダ国産ハーブ トゥルシー(ホーリーバジル)・ツボクサ・シャタバリ・バコパ・長命草・モリンガ・月桃・薄荷茶・センシンレン など

放射能とトゥルシー(ホーリーバジル)その1

放射能とトゥルシー(ホーリーバジル)その1

ホーリーバジル.jpg

以前にブログでも何度か取り上げたことのあるトゥルシー(ホーリーバジル)と放射能対策の関係ですが質問や問い合わせをよくいただきます。

私もよくわかっていないこともありますが私の知っている範囲内でいえば

「うーん、それはたぶん、ありえないんじゃない?」
というような内容もあって逆に心配なので今日はひとつ私の考えを整理する意味で復習してみたいと思います。

1 ホーリーバジルが放射能対策として有効であるというのは本当。
2 ホーリーバジルは空気を浄化する能力がとても高い植物というのは、たぶん本当。
3 ホーリーバジルが環境中の放射能を無毒化するというのは、たぶん間違い。
4 放射能に汚染された地域にホーリーバジルを植えればその土地が浄化される、というのは宗教的な意味においてはおそらく本当。ただし科学的な意味においては不明。
5 ホーリーバジルが、体内に取り込まれ蓄積してしまった放射能をデトックスするというのはたぶん間違い。
  
よく頂く質問を大きく分けると、こんな感じなんですがとても紛らわしいので補足説明させてもらいます。

また、これは私の知っている範囲内での答えなので
「ぶらふみぃさん、それはあなたの間違いよ。○○という根拠(データ、証拠、論文など)があって、あなたのほうが間違っていますよ。」
というものがありましたら、すみやかに認識を改めて、紹介させていただきますので教えていただけましたらうれしいです。

それと一般に「放射能」と呼ばれるものは、正確に言えばみなさんご存知のように放射性物質が放射線を出す「能力」のことですから「放射能汚染」とか「放射能を無毒化する」という言い方はちょっと分かりづらいですよね。。

ここでは堅苦しいけど、放射能、放射性物質、放射線を本来の意味で使い分けて考えていきたいと思います。

さて、1から説明させていただきますと
ホーリーバジルが放射能に有効というのは本当?ということですがさっそく言葉の使い方が誤解を招きます(笑)

科学的に考える人はこの段階で 「ありえません」と即答するでしょう。

「放射能に有効」ということは放射性物質が放射線を出さなくなるということですからそれは時間の経過以外に残念ながらありえません。

では、私の答えがまちがいじゃん?と思うかもしれませんが、この質問者の聞きたい意味はホーリーバジルを飲むことは放射線被爆に対して有効ですか?という意味で解釈できますので答えはイエス。です。

そのメカニズムはこちら に書きましたが掲示板でもこの問題が取り上げられていて私の翻訳よりも上手に書かれています(笑)

次に2 ホーリーバジルは空気を浄化してくれるのは本当?という質問ですが、言葉通りならイエス。浄化しますと答えます。

ですが、それは私の知る限りでは殺菌力があるからであり放射線から人を守る力はおそらくないと思います。

ですので 3 環境中の「放射能を無毒化する」ということもないと思います。
放射能を無毒化するというのは、1と同じで放射性物質が放射線を出さなくなることですから残念ながら時間の経過以外には考えづらいでしょう。

4については「宗教的な意味においては」とはイエスともノーとも証明できない、つまり科学的には説明できない心の領域においては、そのようなことはあると私は思いますが科学的には疑問です。

いわゆる「放射能汚染」というのは放射性物質がばら撒かれている状態ですからその物質を取り除くことが浄化することといえるでしょう。

ではトゥルシが放射性物質を環境の中から取り除くことができるかといえば方法はひとつ。

そのトゥルシーにセシウムなどの放射性物質を吸収してもらい今ならばセシウムを集塵する装置のついた焼却場に持って行き焼却した灰は深い穴を掘って埋めることができるならば有効な可能性があるでしょう。
ただし、ひまわりや菜種よりも有効かどうかのデーターは知りません。
また仮に汚染された土地で育ったとしたなら、
そのトゥルシーは植物体内にセシウムを蓄積する可能性があるので線量を確認してから人は摂取したほうがいいと思います。

また枯れてしまって、ばらばらになってしまったら、その場所にはセシウムが残っていますから浄化にはなりませんし、その粉が風に舞い上がってしまえば逆効果の可能性もあります。

5 最後に体内に取り込んでしまった放射能をデトックスするか?ということですが、これも言葉を少し整理すると

体内に取り込んでしまった放射性物質を排出する能力がトゥルシーにあるか?になります。

答えはおそらくノー だと考えます。

ホーリーバジルの放射線にたいする有効性は傷ついたDNAを修復、もしくは速やかに代謝する免疫力の向上と放射線によって体内にできた活性酸素の除去能力の高さにあるのであって筋肉内に蓄積*1するセシウムの対外排出の能力までは私の知る限りありません。

ということになります。

*1セシウムはカリウムと間違われて吸収されますのでカリウムのたまる場所・・・体中くまなくすべての組織というのが本当かもしれません。

セシウムは大量にばら撒かれる今回のような不幸な事故でもホコリに付着しやすい性質があるため、その流動性は少なく低線量で長期間被爆するという状況になりやすいようです。

もちろん少しでも被爆はしないほうがいいに決まっていますが、アメリカやEU、WHOとFAOの共同の国際的な食品安全基準作りをするコーデックス委員会等が設けた基準値では、セシウム(を含む類似の放射性元素類)は1000ベクレル/kgといった値で、それ以下ならば健康への影響は人間の再生能力でほぼ問題なく回復できるとする学者が多いようです。

さて、味噌などの発酵食品の有効性も免疫力の向上になりますから同じ理屈が言えると思います。
またリンゴペクチンなどの有効性はペクチンのかぎ状構造に例えられるように、腸内のセシウムを含む物質を引っ掛けて外に出すことができるからのようです。

つまり便の量が多くなることですから玄米などの難消化性のご飯なども同じ理由で口から摂取してしまったセシウムが腸から吸収される前には有効だといえますが筋肉に蓄積してしまったものに対するデトックスにはそれほど有効とはいえないでしょう。

(注 リンゴや玄米には他の作用機序による免疫力の向上などもありますので、かなり有効な食物と言えるようです)

以上が私の考えですが、情報不足による誤解などもあるかもしれません。
大切な問題ですから補足や間違いなどどんどん指摘してくださいね。

だけど、心穏やかに居られることが一番の免疫力の向上につながります

もし、「この人が言ってることはおかしい!!」と私に対して思っても怒らないで優しく たしなめてくださいね♪
トップへ コラム目次へ 商品紹介

powered by QHM 6.0.9 haik
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional